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「夢をかなえるゾウ」の感想。

2020/12/27に読んだ感想です。

 

 

【 作品名】

「夢を叶えるゾウ」

 

【 作者 】

「水野敬也」さん

 

【 読もうと思ったキッカケ 】

「夢を叶えるゾウ」はドラマ化していたこともあり、作品の名前を聞いたことがありました。

ドラマ化していた時はまだ幼かったので、「歳を取った今、改めて見たらどう思うのだろう?」という思いと、「映像よりも小説という媒体の方が、主人公の考えを感じ取りやすく、同じように考えることができるのではないか?」という考えから、小説で読んでみました。


【 ざっくりとしたオススメ度 】

★★★★★(最高)

私としては小説を手元に持っていたいくらいに好きな作品であり、生きる上で役に立つであろう本だと思いました。

このようなジャンルが好きな方にオススメ、等は無く、「今生きていて全てに満足している人以外の人に読んでほしい」と思う程に満足度が高く、オススメできます。

 

【 作品のあらすじ 】

現状に満足しておらず、「変わりたい」思いながら生きていた「主人公」は、とあるキッカケで、自称「神様」の「ガネーシャ」に出会った。

「ガネーシャ」は「変わるための課題」を「主人公」に与えていく……。


【 読んで思ったこと 】

とにかく感じるのが「納得感」。

読み進めていくうちに、点が少しずつ繋がっていき、最後には「なるほど」と思わせられた。

全てに意味があり全て無駄なことなど無かったと思わせられる終わり方だからだろうか。

 

次に来るのは「今すぐにでも行動したい」という思い。

この作品で出てくる「課題」は、「読者」に向けても出されているものでもあり、「実際にやってみてください」といった旨の文が章が切り替わるときに書かれていたりした。

私は「読み切る」ことを目的として作品を読んだため、読み終えた後に「やらないと!やりたい!」と強く思った。

 

【 読み終えて思ったこと、感想 】

変わりたいと願い、変わるための手段を模索するのはきっと誰もが持っているものなのだろう。

そこで「行動ができる人」「行動をしない人」「そもそも考えない人」など、様々な人がいると思う。

その中で主人公は「漠然としか考えておらず、行動もしない人」だった。

けれど、ガネーシャと出会い、「行動」を起こして、少しずつ変わっていく。

読んでいくと、「そもそも変わるってどういうこと?」という疑問から、

「自分も主人公のように変われる」

「行動しなきゃいくら考えたって無駄なんだ!」

と強く思わされる。

私自身の中で、主人公と同じように、

「じっくり考えてから行動」→「無駄だと思い行動しない」というサイクルができていることに気付き、

「行動しなければ」

と思えるようになった。

小説という形の自己啓発本だと思うが、小説としても、自己啓発本としても良く、読者に行動を起こすことを促すのがとても上手い作品だと思った。

 

【 どういう人にオススメか 】

・「主人公」のように現状に満足できていない方

・「今のままでいいのか」と不安を感じる方

・「行動を起こさないといけないと分かってはいるが何から手を付ければいいか分からない」と思っている方。

人(主人公)が成長していく話が好きな方

 

にオススメできる作品だと思いました。

 

【 最後に 】

現時点で、2や他のものも「Kindle Unlimited」の対象としてあるようなので、読んでみようと思います。

また、水野敬也さんの作品も何作か読み放題の中に入っているようなので、巡ってみたいとも思います。